2021.06.21
小学1年生ミツバチの絵。
お花の中で眠るミツバチ、です。
イロトリドリでは、
「これはこの色だよね?」
「これはこの色じゃないよ。」
なんてことは絶対言いません。
これは絶対。
唯一正解がない科目が
図工だと思っています。
だから色にも正解はない。
教室に入りたての子どもの中には
「雲は白じゃないと変じゃん」
「草は緑でしょ」
なんていう子もたくさんいます。
でもそういう子ひとりひとりに
ゆっくりと大事に
伝えることにしています。
「自分の絵のなかでは何でもありなんだよ」
そのやり取りを繰り返し、
何かをあり得ない色で塗ってる子には
みーんな集めてみんなで、
キレイだね!すごいね!
よく思いついたね!と褒めます。
こんな色実際に無いから変!!
なんていう子は
ひとりもいません。
このミツバチの絵を描いた
一年生の女の子にも
紫の草素敵だねー!って
みんなで言いました。
すると女の子はにっこり笑って
のびのびと
背景を好きな色で埋め尽くし
自信を持って雲を手で描きあげました♪
いやーほんと、
偶然に紫の草を描いてしまうとか、
子どもって羨ましい限りです。